暇の極み

しょーもないことをグダグダ呟くところ

エドワード・ゴーリー

突然ですが、僕はこの、
絵本がシンプルで残酷かつ深い物語で
とても大好きです

ちょっと前に東京で
展示会をやってました

とても行きたかったです…

今回は1番後味が悪いと言われた
「不幸な子供」
という話を原作のままここに書きます

※いい話ではなく読んで暗くなる
    後味悪い話なので、苦手な人は
    今すぐ戻ってください
    今回は見なかったことにしてください



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    不幸な子供


あるところにシャーロット・ソフィア
という女の子がおりました。
シャーロットの両親は優しくて
お金持ちでした。
シャーロットはお人形を持っていて
ホーテンスと名づけておりました。
ある日、軍隊の大佐だったお父さまが、アフリカ行きを命ぜられました。
七か月後、原住民の謀反が起きて
お父さまが殺された、
と報せが届きました。
お母さまはやつれ衰え、やがて
息をひきとりました。
ただ一人血のつながった叔父さまは、
落ちてきた煉瓦に
脳天を砕かれてしまいました。
シャーロット・ソフィアは一族
弁護士の手に委ねられました。
弁護士はただちにシャーロットを
寄宿学校に入れました。
学校でシャーロットは先生たちから
してもいないことで罰せられました。
ホーテンスはほかの生徒たちに
八つ裂きにされてしまいました。
昼のあいだシャーロット・ソフィアは できるだけ隠れておりました。
夜は眠らずにしくしく
泣いておりました。
もう我慢できなくなり夜が明けるのを
待って、学校から逃げ出しました。
シャーロットはじきに気を失い
舗道に倒れました。
一人の男がやって来て
両親の写真が入ったロケットを
奪っていきました。
別の男が反対方向からやって来て
シャーロットを連れ去りました。
男はシャーロットを卑しい場所に
連れていきました。
そうして飲んだくれのごろつきに
売りとばしてしまいました。
シャーロット・ソフィアは
造花作りの内職をさせられました。
わずかな食べ残しと
水道の水で食いつなぎました。
ごろつきは時おり幻覚に襲われました。
シャーロットはどんどん
目が悪くなっていきました。
そうこうするうちに、実は生きていた
お父さまが帰国なさいました。
お父さまは毎日シャーロットを探して  
車で街をまわりました。
とうとうごろつきが発狂しました。
もうほとんど目が見えなくなっていた
シャーロット・ソフィアは、
表に飛び出しました。
そしてたちまち
車に轢かれてしまいました。
お父さまは車を降りて
瀕死の子供を目にしました。
あまりの変わりように、
お父さまはそれが
自分の娘とはわかりませんでした。

おしまい


どうだったでしょうか、


文章だけではなく絵もすごいのです

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内容も深くてはまってしまいます

気になったら図書館などで
借りてみてください


明日から学校…
課題〜…ε=ε=ε=ε=(ノ*´Д`)ノ

今日はこれで…